昨日と本日の2日間に渡り行われた、川崎市強度行動障害支援力向上研修(基礎研修)に、ひなたぼっこからスタッフが1名、参加してきました。

強度行動障害とは、主に自閉症の人が混乱・パニックになった際の行動のうち、自傷、他害行為など、危険を伴う行動を頻繁に示すことです。

2日間の講義や演習のプログラムは、どれも子どもたち(特に、自閉症のお子様)と接し、支援していく中で重要となるものばかりでした。

特にスタッフが驚いたものは、行動障害は診断名でなく、自閉症の人と、その人が置かれた環境との相互作用で引き起こされるものであり、研修を通じてはじめて知ったようです。

また、行動障害は思春期以降に支援の困難度が増加する傾向にあり、さらには対応を誤ると、より重篤な状態像にしてしまうこともあるようです。

今回の研修では、架空の事例に基づいた課題に対し、どのような配慮が必要であり、どのような自立課題が適切であるかなどを演習として行いました。

 

ひなたぼっこでも、早速明日から使える支援法などを実践していきたいと思っております。